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映画で龍馬を観る
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坂本龍馬関連の映画ですが、とりあえず私が見たものだけご紹介します。
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竜馬の妻とその夫と愛人
東宝
2002年作品
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2019/11/1up
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原作 | 三谷幸喜 |
脚本 | 三谷幸喜 |
監督 | 市川淳 |
西村松兵衛 | 木梨憲武 |
おりょう | 鈴木京香 |
菅野覚兵衛 | 中井貴一 |
虎蔵 | 江口洋介 |
勝海舟 | 橋爪功 |
坂本龍馬 | トータス松本 |
きみえ | 小林聡美 |
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【内容・解説】
明治13年。竜馬のかつての同志たちは、今や政府の高官や軍の幹部に出世している。その一人で役人となった生真面目な男・菅野覚兵衛。政府高官となった勝海舟から頼まれ、覚兵衛は竜馬の十三回忌への出席を依頼するために竜馬の妻・おりょうを訪ねる。おりょうは西村松兵衛という男と再婚し、横須賀にあるおんぼろ長屋で貧乏生活を送っていた。ところがそのおりょうは、竜馬そっくりの愛人の家に転がり込み、松兵衛を捨て置いているというありさま。たまりかねた覚兵衛は松兵衛のもとへおりょうを取り戻す作戦を立てるのだが・・・・。
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【感想】
まさに《泣けるコメディー》《笑えるラブストーリー》、理屈抜きで面白かったです。個人的には、菅野覚兵衛をもう少し無骨な設定にして欲しかったですが、木梨憲武の松兵衛、鈴木京香のおりょうとも、大変味のある演技で、私の中での「松兵衛像」「おりょう像」のに大きな影響がありました。細かいディティ-ルへの気遣いが素晴らしく、明治初期の雰囲気を堪能できました。虎蔵の策略がばれ「お前らだって竜馬が好きでたまらないんだろう!」と叫んだとき、虎蔵という人物が実在し、時代を超え現在の我々龍馬ファンに向かって言っているような思いがしました。
龍馬ファンでなくても十分楽しめる作品なんですが、コアな龍馬ファンも思わず微笑んでしまうエピソードがちりばめられておます。特に、北辰一刀流の達人であった龍馬が、何で暗殺者の襲撃をかわせなかったのかを、三谷幸喜氏はマニアックな知識があって初めて笑えるストーリーにしており、ファンとしては脚本家三谷幸喜に「ありがとう」と言いたいです。
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竜馬を斬った男
松竹富士
1987年作品
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2019/9/23up
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監督 | 山下耕作 |
佐々木只三郎 | 萩原健一 |
八重 | 藤谷美和子 |
坂本竜馬 | 根津甚八 |
勝海舟 | 中村歌六 |
桂小五郎 | 本田博太郎 |
お龍 | 久仁亮子 |
西郷吉之助 | 結城貢 |
中岡慎太郎 | 片桐竜次 |
亀谷喜助 | 坂東八十吉子 |
ぬい | 中村れい子 |
手代木直右エ門 | 佐藤慶 |
安浦惣兵衛 | 大村崑 |
板倉伊賀守 | 内藤武敏 |
宮川助五郎 | 原吉実 |
小栄 | 島田陽子 |
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【内容・解説】
決して歴史の表面に現れない暗殺者。だが、彼にも人生があり愛があった。男の名は佐々木只三郎。文武に秀で、幕士として将来を嘱望されていたが、時代は彼を光の中で生きることを許さなかった。勤皇佐幕の嵐が吹き荒れる幕末の世にあって、只三郎は、幕府に殉じることこそ武士の本懐と信じ、時のヒーロー・坂本竜馬を斬り、歴史の闇へと埋没してゆく。歴史に奔ろうされた悲劇の男・佐々木只三郎を、萩原健一が凄まじいまでの熱気で演じる。
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【感想】
根津甚八の坂本龍馬は可も無く不可も無くと言ったところです。しかし、寺田屋騒動で龍馬と三吉慎蔵が逃げ出すのに、龍馬がお竜に「裸を見せちゃれ」と言い、お竜が二階の窓を開け自分の裸を捕り物の役人に見せ、唖然としているその後ろを二人が悠々と逃げるという場面は全く頂けないです。
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ゴルフ夜明け前
東宝
1987年作品
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2019/9/23up
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原作 | 桂三枝 |
監督 | 松林宗恵 |
坂本龍馬 | 渡瀬恒彦 |
近藤勇 | 桂三枝 |
沖田総司 | 橋爪淳 |
陸奥陽之助 | 佐藤B作 |
土方歳三 | 西川のりお |
おりょう | 高橋恵子 |
桂小五郎 | 島田紳助 |
写真師 | 明石家さんま |
西郷隆盛 | 西川きよし |
天王寺屋善平 | 太平シロー |
松田亮斉 | 桂文珍 |
藤吉 | オール阪神 |
刺客 | オール巨人 |
後藤象二郎 | 岸部一徳 |
岩崎弥太郎 | 田中隆三 |
三吉慎蔵 | 阿藤海 |
中岡慎太郎 | 武野功雄 |
佐野藤右衛門 | 常田富士男 |
海真和尚 | なべおさみ |
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【内容・解説】
慶応二年。勤皇か佐幕かで幕末の世の中は真っ二つに分かれ、紛糾していた。坂本龍馬は薩長同盟を成立させ、反幕勢力の充実に勤めていたが、幕府はその鎮圧に近藤勇ら新選組を差し向ける。その頃、英国商人グラバーから習ったゴルフに熱中していた龍馬は、空しい斬り合いを重ねるよりゴルフをしながら友好的話し合いで平和な解決策を考える、という発想で開眼した。かくして京都山中に築かれたゴルフの広場で、新しい時代の夜明けを期して坂本龍馬対近藤勇の、珍妙かつ壮絶なゴルフマッチが開始された。
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【感想】
ギャグ映画ですが、なかなか感じさせるものがあります。「ゴルフ」というキーワード以外はかなり真面目に幕末を映像化しているように思えます。(^_^;) 実際にゴルフというものは、空気が良い広大な場所を少人数で半日過ごすため、コミュニケーションを深めるという意味では、他にない遊びだと言えます。それと龍馬の性格を巧妙に絡めて話しを作っているので、一見突飛に見える「幕末」と「ゴルフ」の組み合わせも全く違和感なく受け入れられました。結構、面白いです。
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幕末青春グラフィティ Ronin坂本竜馬
東宝
1986年作品
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2000/1/1up
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監督 | 河合義隆 |
坂本竜馬 | 武田鉄矢 |
勝海舟 (ナレーター) | 石坂浩二 |
池内蔵太 | 柴俊夫 |
長岡謙吉 | 竹中直人 |
沢村惣之丞 | 阿藤海 |
中島作太郎 | 浦田賢一 |
石田栄吉 | 本城裕 |
千屋寅之助 | 渕野俊太 |
陸奥陽之助 | 堀広道 |
高杉晋作 | 吉田拓郎 |
桂小五郎 | 川谷拓三 |
山県狂介 | 原田大二郎 |
伊藤俊輔 | 伊武雅刀 |
伍平 | 榎木孝明 |
庄兵衛 | 山谷初男 |
三次 | 内藤剛志 |
鵬作 | 中島陽典 |
お竜 | 原田美枝子 |
おうの | 浅野温子 |
トヨ | 南果歩 |
お菊 | 菊池桃子 |
梅花 | 高倉美貴 |
那須信吾 | 村田雄治 |
安岡嘉助 | 本田博太郎 |
間崎哲馬 | 加藤健一 |
平井収二郎 | 古尾谷雅人 |
近藤長次郎 | 倉崎青児 |
マリア | フローレンス芳賀 |
岡本次郎 | 陣内孝則 |
グラバー秘書 | 野分龍 |
細川重臣 | 小林昭二 |
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【内容・解説】
日本中が勤皇倒幕・尊皇攘夷と騒いでいるなかで、黒船に魅されらた竜馬とそのメンバーは、アルバイタ(アルバイト)に励んでいた。土佐の仲間からは商人志士と呼ばれバカにされながらも、彼らは黒船を手に入れることしか頭になかった。英字新聞を訳し世界情勢を熟知していた彼らは、グラバーから最新銃を安値で買い入れ、長州へ輸送する。ひょんなことから、長州へ攻めて来た幕府軍と戦うはめになってしまう。初戦で敗走し、長崎に帰ろうとしていた時、土佐勤皇党が皆殺しにされたという知らせが届き、竜馬たちは立ち上がった。幕府艦隊をやぶって勢いに乗った長州軍は、竜馬の忠告を無視して肥後細川藩へと攻撃を仕掛ける。細川藩の最新式ガトリング砲の前に、わずか2分で長州兵150名のうち、115名が死亡。竜馬がその戦場に駆けつけてきたとき奇跡が起こった。将軍家茂が死んだのだ。戦う意味を無くした細川藩は引き上げていった。
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【感想】
私が龍馬好きになったきっかけを作った1982年に日本テレビで放映したドラマスペシャル「幕末青春グラフィティ坂本竜馬」の映画版だったので、公開してすぐに見に行きました。テレビ版よりもインパクトがなく、ちょっとがっかりでした。テレビ版は竜馬が脱藩してから土佐勤王党が弾圧されるまでを描いていましたが、こちらの作品はスタートから亀山社中があり、ストーリの大部分が社中と長州のかかわりに関するものです。 長州と商売をする武田鉄矢の龍馬はちょっと卑屈過ぎる感じがしました。高級官僚である高杉晋作に対してならまだしも、いくら脱藩浪人が当時弱い立場だったとはいえ、伊藤俊輔に対してあれほど低姿勢に対応しているのは、商売人の私としてはちょっと寂しかったです。(^_^;) 逆に、他のドラマや映画に比べ、武田鉄矢さんの龍馬への思いが強い為か土佐の背景を丁寧に語られている面もあります。上士と下士の圧倒的な身分の違いを、畑で仕事をしている郷士が馬上の上士に切り捨てられる場面で、はじめてみる方にも解りやすく説明してます。また、脱藩がいかに重罪かということも、海岸で郷士が切り捨てられることで説明されています。 テレビ版と共通しているのは、武市瑞山が山内容堂に切腹を命じられたことで、龍馬がたち上がるというところなのですが、映画版ではちょっと時代が前後しているのが気になります。 お竜(原田美枝子)・おうの(浅野温子)・トヨ(南果歩)・お菊(菊池桃子)・梅花(高倉美貴)と豪華な女優陣ですが、ストーリー上必要のない役が多いと感じました。テレビ版で武田鉄矢さんがお竜(夏目雅子)の膝枕で泣くシーンがあったのですが、この映画でもおうの(浅野温子)の膝で泣くという場面がありました。その後、「101回目のプロポーズ」で浅野温子さんと競演したところを見ると、単に武田鉄矢さんの好みで配役が決まったのかなと勘ぐってしまいました。(^_^;)
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竜馬暗殺
映画同人社
1974年作品
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2000/1/1up
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監督 | 黒木和雄 |
坂本竜馬 | 原田芳雄 |
中岡慎太郎 | 石橋蓮司 |
幡 | 中川梨絵 |
右太 | 松田優作 |
妙 | 桃井かおり |
大久保利通 | 田村亮 |
岩倉具視 | 山谷初男 |
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【内容・解説】
明治維新の志士、薩長連合の仲介者として、日本の近代化の歴史に名をとどめた土佐の坂本竜馬。彼は志士たちの敵である幕府側の組織に命を狙われていたが、同時に味方であるはずの薩摩の志士たちからも、その急進的な思想ゆえに、疑惑の目で見られ、暗殺されようとさえしていた----という解釈で、竜馬の暗殺にいたる3日間を描いた、異色の時代劇。様々な思想を持った人物が竜馬を取り巻き、やがて彼の魅力に傾倒していく・・・・・。
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【感想】
私が見た中では、原田芳雄さんの龍馬が一番ビジュアル的にしっくりきました。 この映画では、中岡慎太郎も竜馬の命を狙うひとりなのですが、そこに薩摩が雇った松田優作演じる右太が加わり、複雑な関係が繰り広げられます。二人が暗殺されたとき、刀を離れたところに置いた理由が、中岡と竜馬も命を狙い合う間柄だったので、激論になっても斬り合いにならないようにというところが結構納得できました。結局、中村半次郎が竜馬暗殺の指揮をとってました。
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幕末
東宝
1970年作品
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2019/9/23up
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監督 | 伊藤大輔 |
坂本竜馬 | 中村錦之助 |
中岡慎太郎 | 仲代達矢 |
後藤象二郎 | 三船敏郎 |
西郷吉之助 | 小林桂樹 |
勝海舟 | 神山繁 |
武市半平太 | 仲谷昇 |
近藤長次郎 | 中村賀津雄 |
お良 | 吉永小百合 |
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【内容・解説】
日本の将来を憂い、300年にわたる徳川幕府を倒そうとする薩摩と長州。いずれも勤皇倒幕の思いは同じであったが、主導権争いが策謀を生み、この2大雄藩は政敵といってもいい熾烈な戦いを続けていた。その頃、土佐では武市半平太や中岡慎太郎が「土佐勤皇党」を結成。一方、坂本龍馬は生まれ故郷を捨て、異人に天誅を下すべく江戸へと向かう....。 近代日本の歴史的変革の影で、薩長同盟、大政奉還を実現し、日本を大きく動かした維新の若者たち....。司馬遼太郎原案「幕末」は、この動乱の時期を生き抜いた彼らの姿を追った超大作時代劇です。
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【感想】
昭和45年の作品なので仕方が無いのですが、いかにもひと昔前の時代劇といった感じです。中村錦之助の台詞回しがちょっとくどいのと、近藤長次郎と後藤象二郎がスーツ姿だということが気になりました。寺田屋騒動では、龍馬がピストルを6発撃って、その後は鬼のように捕り物の役人を斬りまくります。思わず、昔見た破れ傘刀舟の「てめぇら人間じゃあねぇ、叩っ斬ってやる。」を思い出しました。やっぱり当時の時代劇は、主役が刀でバッタバッタと斬らないと成り立たなかったんでしょうか....その中で感心したのは、ピストルを撃ち終わった後、思わず落としてしまうワンカットで、しっかりS&Wだった。(残念ながら私の知識では、それがモデル1かモデル2アーミーなのかモデル11/2ファーストイッシューだったかは判別できませんでした)
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人斬り
松竹
1969年作品
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2000/1/1up
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監督 | 五社英雄 |
岡田以蔵 | 勝新太郎 |
武市半平太 | 仲代達矢 |
坂本龍馬 | 石原裕次郎 |
田中新兵衛 | 三島由紀夫 |
おみの | 倍賞美津子 |
姉小路綾姫 | 新條多久美 |
姉小路公知 | 仲谷昇 |
松田治之助 | 下元勉 |
皆川一郎 | 山本圭 |
天野透 | 伊藤孝雄 |
おたき | 賀原夏子 |
六角牢役人 | 田中邦衛 |
勝海舟 | 山内明 |
井上佐一郎 | 清水彰 |
平松外記 | 滝田裕介 |
両替屋番頭 | 東大二郎 |
渡辺金三郎 | 宮本曠二郎 |
本間精一郎 | 伊吹総太郎 |
北崎進 | 藤森達雄 |
工藤 | 黒木現 |
京都所司代与力 | 中谷一郎 |
見廻組役人 | 伊達岳志 |
横川帯刀 | 北村英三 |
伊知地三左衛門 | 新田昌玄 |
宮部鼎蔵 | 福山錬 |
久坂玄瑞 | 波多野憲 |
吉田東洋 | 辰已柳太郎 |
牢名主 | 萩本欽一 |
熊髭 | 坂上二郎 |
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【内容・解説】
勝プロ製作・勝新太郎主演の岡田以蔵が主人公の映画。 武市半平太は自分の政策上、以蔵の腕を必要として飼い犬のように手なづけた。武市と以蔵たちは、機を得て京に上り派手な殺戮活動を始めた。我流剣法ではあったが天才的な殺し屋とも云える以蔵は「バッサリと手際よく」最初の一撃で獲物を倒した。いつの間にか薩摩の有名な人斬り田中新兵衛と肩を並べて京洛の人気を二分するスターになった。
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【感想】
私が映画館で見たのはリバイバルで、世良正則がイメージソング歌ってました。残念ながら、石原裕次郎が演じた龍馬のシーンはあまりありませんでした。 三島由紀夫演じる田中新兵衛が姉小路公知暗殺の容疑をかけられ自刃するのですが、あまりにも鮮烈なシーンでした。この映画の翌年に三島由紀夫は市ヶ谷の自衛隊で割腹自殺しています。ひょっとしたら、この映画で何かを感じられたのでしょうか.... 司馬遼太郎の「竜馬がゆく」や、「お~い!竜馬」の岡田以蔵とは違った雰囲気の以蔵ですが、私自身の武市と以蔵のイメージはこの映画のものです。
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