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幕末青春グラフィティ坂本竜馬
NTV
1982年放送
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2000/12/23up
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原作 | 司馬遼太郎 |
演出 | 司馬遼太郎 |
坂本竜馬 | 武田鉄矢 |
お栄 | 真野響子 |
おたつ | 佳那晃子 |
山内容堂 | ビートたけし |
吉田東洋 | 土屋嘉男 |
中岡慎太郎 | 風間杜夫 |
山県有朋 | 蟹江敬三 |
伊藤博文 | 井上陽水 |
高杉晋作 | 吉田拓郎 |
吉村虎太郎 | 原田大二郎 |
沢村怱之丞 | 島田伸介 |
安岡嘉助 | 陣内孝則 |
勝海舟 | 石坂浩二 |
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【内容・解説】
(サントリー・ドラマスペシャル)開局30年記念番組・海援隊解散記念
土佐の片田舎で育った不良少年の竜馬が、「なにかデカイことをやりたい」と志を立て京に向かう。そして激動の幕末の中で、「維新の志士」として目覚め薩長連合を決意する。竜馬の天真爛漫・自由奔放な青春を描く。27歳から二年間を描く。吉田拓郎が高杉晋作、小室等が桂小五郎、井上陽水が伊藤博文を演じたことも面白い。 その後、本作と同じ監督・主演で「幕末青春グラフィティ/RONIN坂本龍馬」として映画化された。
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【感想】
当時、このドラマをたまたま家族で見ていました。見終わった後に、父と姉に「面白かったね」と言うと、二人とも「司馬遼太郎の『竜馬がゆく』の方がずっと面白いよ」と言うのです。その日のうちに本を借りて読み始めました。それからドップリ漬かってます。(^_^;) 暗殺のシーンからスタートするのですが、淡々と描写されており、龍馬ものの映像の中では一番奥が深いように思います。本来、ドラマを映画化すると、キャスト・ロケ地などに多くのお金をつぎ込める映画の方が面白くなりそうなものですが、私はRoninは逆のケースだと思ってます。キャストなんかは今では実現不可能!特に夏目雅子のお竜が最高です。BGMのビートルズもマッチしており、幕末の青春ドラマを引きたててます。最後のシーンで「西郷と桂をつれてこい」と叫ぶところでは鳥肌が立ちます。まさにこの作品が、私の龍馬の原点です。
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