管理人の旅行記 2002年1月京都


●初のオフ会参加

1月17日に仕事で大阪へ研修旅行があり、18日をフリータイムに出来ましたので、この掲示板へ来ていただいている方とお逢いする事ができました。Mr,LAWSONさん、何から何まで準備をしていただき、本当にありがとうございました。

■■■■ 18日 午前 (霊山)■■■■

 

まず、8:30に宿泊した新阪急ホテルのロビーにて、Mr,LAWSONさん・こまっちゃんと待ち合わせ。Mr,LAWSONさんの先導で、皆さんとの集合場所「京都八坂神社」へ。まずは霊山へと思いきや、御陵衛士屯所跡を見学(左写真)。続いて、霊山への上り坂の下にある志士達の会合に使われた翠紅館跡を見ました(右写真)。


   

入り口で入場料を払い(墓参りに入場料を取るのは、全国でもここだけだとか...)、龍馬の墓までの道にたくさんの絵馬?があり、その中に「脱!竜馬がゆく」と相互リンクして頂いている方々の名前を発見しました。左から「水戸龍馬会の三村さん」「よこすか龍馬会さん」「坂本龍馬同士会さん」です。


  

龍馬の墓まいりは10年ぶり4回目なのですが、一人で来た時は一直線に龍馬・慎太郎の墓へ行き、そのまま霊山歴史館を見学して帰るというパターンを繰り返してきたのでした、今回は大阪龍馬会のMr,LAWSONさんとぴょんさんに詳しく説明していただいたので、大変勉強になりました。左の写真は、井上聞多が俗論派の襲撃を受けた時に、畳針で50数針を縫いあわせ助けた所郁太郎のお墓です。真ん中の写真は、天満屋事件で闘死した中井正五郎のお墓です。ただ、霊山で本当に骨が入っているのは、龍馬・慎太郎・藤吉の三人だけだとかいうお話しでした。(写真を撮りながら説明を聞いていたので、間違っていたらすみません>LAWSON先生)


 

左の写真:右から「高杉晋作」「来島又兵衛」「久坂義助(玄瑞)」のものです。
右の写真:右から「池内蔵太」「那須信吾」のものです。
この後、全員で霊山歴史館を見学しました。



霊山から見た京都市内





■■■■ 18日 午後 (高瀬川周辺)■■■■

 

昼食後は高瀬川周辺の見学です。本当は、寺田屋も行く予定でしたが、時間がなくなってきたので高瀬川周辺を見終わったら、二次会会場(大阪)へ行く事にしました。
まずは京都ホテル周辺から。桂小五郎像と長州藩邸跡です。



 

「料亭幾松」を見て、振り返ると「佐久間象山遭難碑」「大村益次郎遭難碑」があります。



 

「武市瑞山寓居跡」と「吉村寅太郎寓居跡」です。この2つは隣りどうしで、「料亭幾松」や「佐久間象山遭難碑」からも近いです。このへんの位置関係は、龍馬を訪ねるをご覧下さい。



  

次は池田屋跡です。途中、高瀬川に架かる橋の所に「佐久間象山先生遭難之碑・大村益次郎卿遭難之碑」なる石碑を発見!「あれっ....象山と益次郎の遭難碑はさっき見てきたばかりだぞ....」
石碑をもう一度良く見ると、『北へ約壱丁』と書いているではないですか...。そう言えば、以前にこのページの「龍馬を訪ねる」の高瀬川周辺マップを製作していた時、「象山と益次郎の遭難碑の位置が違う」とご指摘された事がありました。多分、この『北へ約壱丁』の案内碑を遭難の地と紹介していた本があり、それをそのまま信じてマップを製作してしまったのだと思います。これは、実物を見ても間違えますね。帰宅してから、ネットで検索してみたら、やはりこれを遭難の地と紹介してらっしゃるページがありました。(^_^;)
一番右の写真が、池田屋跡です。現在はパチンコ屋さんですが、○○氏曰く「ここは何をやっても長続きしないんですよ」。やっぱり怨念があるのかな....



 

酢屋、土佐藩邸跡を見学。



   

土佐稲荷が閉まってました。(^_^;) 大阪龍馬会の両氏曰く、大変珍しいとの事です。
最後は、近江屋跡・中岡慎太郎寓居跡・古高俊太郎寓居跡と見学し、今回のオフ会の一次会(史跡めぐり)は終了です。この後、梅田で二次会でした。詳しくは、「脱!竜馬がゆく ニュース」の平成14年1月18日号をご覧下さい。




■■■■ 19日 (伏見)■■■■

この日の行動を昨夜から迷ってました。本当は、午前の便で札幌へ帰るはずだったのですが、昨日時間がなくて行けなかった伏見へ行こうかどうかを考えてました。迷った末に、飛行機の時間を変更して、行く事にしました。今回、伏見へ行きたかった最大の理由は、寺田屋の全景を撮る事でした。以前に来た時に撮った写真は、斜めになっており、格好が良くなかったのです。実はiモード版のHPに待ち受け画面を置いてあるのですが、寺田屋の写真がどうしても気に入らなかったのです。今回はまっすぐに撮影できました。(^_^;)


  

昨日の昼食時に、Mr,LAWSONさんが「寺田屋へ行ったら、ぜひお登勢さんのお墓参りを」と言っておられたのを思い出し、寺田屋の方に場所を聞き行ってみました。思ったより距離があり、不安になったのでMr,LAWSONさんに電話でお尋ねし、近くまできたのにぜんぜん見つかりませんでした。Mr,LAWSONさんにあまり電話をかけすぎるのも気が引けたので、今度は寺田屋へ電話をして、やっと松林院の場所がわかりました。ところが中へ入ってみると、お登勢さんのお墓が見つからないのです。(;_;) 再度、Mr,LAWSONさんにお電話をして教えて頂きました。(^_^;) 無事、はじめてのお墓参りができました。Mr,LAWSONさん、本当にすみませんでした。



  

松林院を探している時、間違って向かいにある大黒寺に入っていったら、「伏見寺田屋殉難九烈士之墓」という碑を発見しました。もちろん、寺田屋騒動で亡くなった志士達の墓です。偶然入っていってよかった。(^。^)



  

最後は「龍馬通り商店街」で締めくくりました。お土産屋さんに入ると、おもむろに棚の上に「坂本龍馬全集」が置いてあるではないですか!「これって売り物ですか」と聞いてみたら、あっさりと「売り物ではありません」という答えが返ってきました。(^_^;)
せっかくなので、龍馬のキーホルダーをひとつ買って帰りました。